音楽伝記映画 〜ロック編その1〜

◆音楽伝記映画特集!

偉大なアーティストの人生について触れられる伝記映画が好きです。

ドキュメンタリーみたいにその人についての映像やインタビューというものでなく、

俳優が熱演してなりきりそのアーティストについての人生の一片を見ているようなものが好きです。

というわけで、気になっていたので音楽モノの伝記映画を集めてみました!

ぜひレンタルや購入して見てみてください!

ロック編、その1

ここではロック/ブルースなアーティストについての伝記映画についてピックアップします!

・ランナウェイズ(2010年)原題: The Runaways

runna

モデルは70年代の伝説のガールズロックバンドであるザ・ランナウェイズ

平均年齢16歳でありジャケからもわかる通りセクシーな見た目やガールズロックの草分け的なところが注目ですが…その結成から「チェリーボム」でのブレイクからドラッグやきっかけとなる日本公演などがこの映画に!

リードボーカルであるシェリー役にダコタ・ファニングとなかなか豪華なキャストなのもポイントです!

 

・ラ★バンバ(1987年)原題: La Bamba

labamba

モデルは17歳という若さでこの世を去った伝説のロッカー、リッチー・ヴァレンス

1950年代後半に一大ブームになって2001年にはロックの殿堂入りもしているようなアーティストです。

そんな彼の短い生涯を描いた映画がこの『ラ★バンバ』。

タイトルは彼のヒット曲であるメキシコ民謡をロックンロールアレンジした「ラバンバ」のようですが、この曲を映画ではロス・ロボスがカバーし、全米1位を記録するほど。

そして音楽監督はカルロス・サンタナ!これは必見!

 

・ウォーク・ザ・ライン/君につづく道(2005年)原題: Walk the Line

walktheline

モデルはカントリー/ロカビリーのレジェンド、ジョニー・キャッシュ

兄との関係、軍人から大ヒットカントリー歌手になり、ライヴ中にプロポーズをした妻との話が軸となっています。

アカデミー賞、ゴールデングローブ賞などなど数々の賞を受賞した人気作です。

 

・アイム・ノット・ゼア(2007年)原題: I'm Not There

imnotthere

今年のノーベル賞でも話題になった伝説のシンガー、ボブ・ディラン

彼の半生を映画化したわけですが、今作のすごいことは

詩人、無法者(アウトロー)、映画スター、革命家、放浪者、ロックスターという

ディランの6つの面を6人の役者が演じているところ!中でも女性までいます!

役者もリチャード・ギアはじめ名のある人ばかり!すごい映画です。

 

・ローズ(1979年)原題: The Rose

rose

実物の名前が出る伝記映画ではなく架空の人物にその人物の生い立ちを当てた半伝記ものですが、

こちらの主役メアリー・ローズ・フォスターのモデルはジャニス・ジョプリンです。

27クラブとも言われる伝説のアーティストは27歳で亡くなることが多いという迷信の1人でもある短命だけど偉大なアーティストですね。

そんなジャニスをモデルにした映画ですが、映画主題歌の「ローズ」という曲は海外で大ヒットし、日本でも「愛は花、君はその種子」(ジブリ映画「おもひでぽろぽろ」主題歌)というタイトルで都はるみがカバー。

他にも海外ではマッドハニー、ボニー・タイラー、リアン・ライムスなどがカバー、

日本でも中山美穂、渡辺美里、中島美嘉、平井堅などなど多くのアーティストがカバーしております。

 

・ドアーズ(1991年)原題: The Doors

door

モデルは60年代~活躍している伝説のロックバンドドアーズ!

そのボーカル、ジム・モリソンの学生時代、恋に落ち、バンドが評価され、

そしてバンドが破綻していき27歳で亡くなるまでの半生を描いた伝記映画です。

恋人のパメラ役をメグ・ライアンが務めるなど実力派揃い。

27クラブのアーティストって短命だからこそ映画にされやすいんでしょうか。

 

・ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年)原題: Love & Mercy

loveand

モデルはサーフロックの大御所ビーチボーイズのブライアン・ウィルソン。

60年代の大活躍から徐々に方向性が変わっていく苦悩をポール・ダノが、

80年代になってから妻メリンダとの出会いなどをジョン・キューザックが演じる2つの時代にまたがった映画。

人間ドラマがおもしろそうな一作です。

・ラストデイズ(2005年)原題: Last Days

lastdays

こちらも実在の人物ではない半伝記ものですが、

モデルとなったのはグランジ界の伝説のバンドニルヴァーナのカート・コバーン。

彼も27歳で自殺したと言われていますがそんな死から着想し、

麻薬の矯正施設を抜け出した元カリスマミュージシャン、ブレイクが死ぬまでの2日間を描いた作品。

物悲しい空気のBGMをソニック・ユースのサーストン・ムーアが音楽監修として演出しています。

・コントロール(2007年)原題: Control

control

モデルは当日のパンクロックブームのバンドとは一味違う持ち味だった伝説のバンド、

ジョイ・ディヴィジョンのボーカル、イアン・カーティス。

バンド自体は現在も人気のバンド、ニュー・オーダーの前身となったわけですが、

23歳という若さで亡くなったイアンのバンドマンとしてというよりは、

1人の人間として、恋愛、家庭、仕事をしながらのバンド活動、病気などについて迫った映画。

知らなかったイアン像が見えてきそうな作品です。

ちなみに全編モノクロ映画というこだわり。

 

・バディ・ホリー・ストーリー(1978年)原題: The Buddy Holly Story

buddy

当時日本では知名度がなかったから?か日本未公開となった映画。
モデルはタイトル通り50年代のロックンロールシーンに突如現れた新星バディ・ホリー

ラジオでロックを演奏した彼を非難した住民、しかしそのデモテープがNYで大ヒット!

すぐさまNYへ招かれ、レコード会社と契約し、それまで黒人の音楽とされていたロックを白人で初めてアポロ劇場で演奏。すべてが順風満帆だったが…

終着点としては飛行機事故により22歳で亡くなったところなのでしょうがはたしてどう描かれているのか…

 

というわけでロック編10作品をピックアップしてみました。

ロック系のアーティストは伝記モノが多く、今後もその2としてまとめていきます!

他にもクラシック編、ブルース/ジャズ編、ポップス編も公開予定なのでぜひ冬のお供に気になった映画は御覧ください!

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