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インターフェイスを買いました!
以前よりオーディオインターフェイスを変えたくてこんな記事を書いてもいました。
アンダー1.6万円!win10対応オーディオインターフェイス比較!
そして結局1.6万以下ではなく記事中にもある「AUDIENT - iD4」を買ったのでレビュー!
購入理由としてはやっぱり半端に安物買いの銭失いになるのは避けたいのと、
かといって高額なやつを買ってももうすぐ世界最大の楽器フェア「NAMM」での新製品発表が控えているのでそれも見越してのチョイスでした。
外箱。
箱の裏面。
箱をあけます。シンプル。
中身はiD4とUSBケーブルのみのシンプルさ。
ノブ系を説明すると、
左上Mic Gainは裏面にあるマイクinputの調整。
左下D.I Fainは表面にある楽器/ライン系input調整。
真ん中上のMonitor MixはInputからの音とPC音(DAWというほう)のバランス調整。
例えば2mixとかのオケトラックに対してボーカルだけ収録するってときにバランス取るのが簡単でいいです。
真ん中下の左がMUTEスピーカー。スピーカー端子に繋いだ音をミュートできます。この製品はヘッドフォンのボリューム調整がないのが残念だけどミュートしてよく使うヘッドフォンとスピーカーの音量を合わせてスピーカーのほうの出力を調整するのが正しい使い方かと思います。
真ん中下右はiDボタンということでVOLUMEノブをすきな操作にアサインできます。
デフォルトでStudio Oneをいじって見たらタイムラインの拡大・縮小になりました。
そしてVOLUMEのノブという感じ。これは無限に回るタイプで、目盛りもないですが上の緑・黄・赤のポチポチがinput/output兼用のメーターとなっていて、ボリュームノブを回すとそこも回っていきます。ボリュームはミュート含め31段階でしょうか。
いつも上では16分目くらいで使ってます。
iD4の魅力の一つはイヤホンとヘッドフォンが差し替えできるところ。
地味に便利です!
音レビュー!
それでは大事な音のほうをレビュー!
一応接続としてはPC
↓
インターフェイス:付属のUSBでAudient iD4
↓
ケーブル:BELDEN 88760(1m)
↓
スピーカー:FOSTEX PM0.4という感じ。
主観で恐縮ですが出音は噂通り同価格帯のインターフェイスも今まで使っていたNIのAUDI KONTROL 1よりもかなりかなり解像度高くなってくれます!!!
今まで聴こえてなかった音がスピーカーからしてきてスピーカーは悪くなかったんだと思わせてくれます。
音の減衰とか立ち上がりも綺麗でGoole Play Musicみたいなストリーミング系ですら感じます!!
本当にそれだけで変えてよかったレベル。
そして売りでもあるINPUTの音比較です!
ギターを簡単にRecしてみました。48kHz/24bit。
D.Iのほうがシャキっとした音。20~20kHzでの周波数は計測したらこんな感じでした。
かなりフラット!
Micはややこんもりとしますね。周波数はこんな感じ。40Hzくらいまでがブーストされてます。そして1.5kHZからもややブーストです。歌声にはいいかも。
ちなみにこちらがヘッドフォン端子からD.Iにつないだルート。ちゃんとフラットになっているので出音もフラットといえるでしょう。
残念なところ
・USBの差し込み口が曖昧で奥までしっかりさしてもカチッとロックされない。
そのためたまに抜け判定扱いの時があり音が出ないことも…ここはこの製品が不良品なのか?
・やっぱりスピーカーとヘッドフォンの個別のノブはあると便利ですね。そこまでじゃないけどなんとなくあるとやっぱりいいので上位機種のiD14のほうが便利かもしれません。
・音は最高にいいんですがやっぱりUSB2.0なのでレイテンシは思ったより下げれませんでした。そこはやはり低レイテンシ優先ならZOOMのUAC-2のほうがいいでしょうね。Win環境よりもMac環境だとさらにパフォーマンスいいらしいので、Mac使う方はもちろんおすすめ!
ちなみにオフィシャルによると「自宅や外出先などどこのPCでも普及しているのがUSB2.0だからあえて2.0で作りました」とか書いてあります。本当か?usb3.0でも互換性あるけど…
しかしiD4はめちゃくちゃコスパ高いインターフェイス!!
残念なところもあるけど本当にこの音でこの価格はめちゃくちゃお得です!!
もうすぐ開催されるNAMMショーでは各社さらにインターフェイスが発表されます。
現在先行公開されたRolandからは「Rubix」シリーズというのが出るようですが、
こちらはUSB 2.0なんですよね。もう2.0にこだわらなくてもいい気がするけどな…
Macでは統一され任天堂の次世代ゲーム機「Switch」でも採用された今後のスタンダードになる端子「USB3.1(Type-C)」対応のインターフェイスも増えてくるのかな?
これになればZOOM UAC-2のUSB3.0よりMacのThunderboltよりさらに高速ですからね!期待大です!!
余談ですが今回の購入で同時にケーブルとしてBELDEN 88760も購入しました。
今まで使ってたのは自作のBELDEN 9497だったのですが
なんか思ったよりも挿してすぐ一聴しただけでは音の違いを大きくは実感できませんでした。
とはいえどっちもとても出音は綺麗で好きなんですけどね。
もとよりどちらも似た鳴らし方をするタイプでしかも1mくらいじゃ比較としてそんなものかもしれませんが。どちらもおすすめなのでぜひ!