音楽サブスクリプションサービスと呼ばれる定額料金を払って豊富なライブラリから聴き放題というサービス。
音楽を毎日聴いてできれば知らない曲を毎日聴いていたい私としては
「21世紀の叡智」とも言えてしまうくらいの使用率の高さです。
そんななか国内にSpotifyが上陸したことでちゃんと使用した
・apple Music
・Google Play Music
・Spotify
の3つのサービスの使用感を比較してみます。
目次
◆apple Music (アップル・ミュージック)
<概要>
楽曲数:3000万曲 / 最大音質:256kbpsのAACファイル
料金:月額980円 / ファミリープラン月額1480円/6人。
対応: 専用アプリ(iphone)、itunes(Mac/PC)
<メリット>
◯オフライン再生可能。
◯アーティスト毎に気に入ったアーティストをフォローできる。
◯airplay対応。
◯歌詞表示対応。
<デメリット>
×レコメンドがひどい。メジャーどころばかり突いてくる。
×iTunesとセットなのでwindowsだと重い場合も。
×プレイリストのセンスもひどいものがちらほら。
×オンラインでは2デバイスで同時再生が不可。(二箇所で同時には使えない。)
▶コメント
iphone、Mac、appleTVとapple製品しか使わない人はにはおすすめ。それ以外の人にはメリット薄め。
◆Google Play Music (グーグル・プレイ・ミュージック)
<概要>
楽曲数:3,500万曲 / 最大音質:320kbpsのMP3
料金:月額980円 / ファミリープラン月額1480円/6人。
対応: 専用アプリ(iphone/android)、ブラウザ(Mac/PC)
<メリット>
◯オフライン再生可能。
◯apple musicよりも聴きたい曲が揃っていた。
◯itunes Match同様な曲のロッカー機能が標準装備。(しかも5万曲。)
◯プレイリスト管理も容易。
◯同時再生可能。
◯chromecast対応。
◯ブラウザベースなのでPCでブラウザさえ使えればどこでも使用できる。
<デメリット>
×アーティスト毎にフォローできない。
×アルバムが新譜順でなく最新盤がわかりにくい。
×PCからはブラウザベースなので操作がしにくいこともままあり。
<不明>
▲youtube RED(今後国内でもリリース予定のyoutube動画のオフライン再生機能、有料動画コンテンツの試聴サービス)の使用権も月額に込みらしい。
▲歌詞表示対応予定
▶コメント
PCからはブラウザベースなのは良くもあり悪くもあるがレコメンドも使い勝手も最優秀。無料でロッカー機能が使えることが最大の長所。
◆Spotify (スポティファイ)
<概要>
楽曲数:3,000万曲 / 最大音質:320kbpsのMP3
料金:無料プラン(広告あり、オフライン再生非対応、音質低下など) / 月額980円
対応: 専用アプリ(Mac/PC/iphone/android)
<メリット>
◯専用アプリの使い勝手がいい。
◯フリープランが用意されている。フリーでもCMがくどくない。内容もブランディング的に節操ないわけもないし3本ほど。
デメリットはアルバムで聴くとシャッフル再生、オフライン再生非対応。
◯関連チョイスのセンスがいい。
◯名義アルバム以外にも参加コンピやメンバーがfeat参加の曲も記載してくれる。
◯アルバムごとの並びが見やすい。
◯オフライン再生可能。
◯国別のチャートなどおもしろいプレイリスト満載。
◯歌詞表示対応。
<デメリット>
×手持ち楽曲のアップロード非対応。
×二箇所で同時再生は不可能(有料版なら可能?)
▶コメント
唯一フリープランあり。おすすめ楽曲のレコメンド性能、完全アプリ対応につき操作性も抜群。各国毎のチャートなど独自のリストもおもしろい。
◆総評
スマホでもandroidでもPCでも端末問わずPlay Musicが一番便利でした。
1つのアカウントで2端末を別々に使用することも可能。(A端末で「We are the world」を流しつつB端末で「Let It Be」を流すことも可能。)
ちなみにapple musicはA端末で「We are the world」を流しているときにB端末で「Let It Be」を流すとA端末がストップします。SpotifyはA端末で「We are the world」を流すとB端末も「We are the world」が同時に流れ出しストップするとA端末もストップします。
また、聴き放題サービスの最大のメリットは豊富なライブラリを使った「新しい音楽との出会い」ですが、
Play MusicもSpotifyもいいところを突いてくる楽曲チョイスをしてくれる点で優秀です。
そんな中一番便利な決め手となったのはPlay Musicのロッカー機能が無料という点!
これは手持ちの音楽ファイルをアップロードするとPlay Musicに最適な形式に変換して保管してくれる機能。
この機能が私のようなライブやPV撮影をする人間にはデモ音源などリリースされていない収録曲をプレイリスト化するためにとても便利なのです!
apple musicの場合も可能ですがiTunes Matchという別途年間3,980円の費用がかかります。
さらにPlay MusicのメリットはChromecast audioという端末(約¥5,000)を使用すれば「Chromecast機能」で音楽がストリーミングできます。
(airplayが使えるapple Musicでもいいのですが、対応機種であるスピーカーも安くて¥7,000ほど。費用面もお得。)
この際に転送するのはWifi経由(音質無劣化)なので、最近ラインナップも豊富になったが少なからず圧縮されるBluetoothよりも高音質!(どうせ320kbpsだから大差ないというのは言わないこと)
そしてミニジャックで接続するため手持ちのスピーカーやヘッドフォンなどの手持ちの再生機器が活かせるのです!
これだけでどう考えてもBTスピーカーより高音質なのは間違いないですね。光信号に変換すればよりクリアに…!
などなど色々便利な音楽配信サービス。ほかにも邦楽に特化してきたAWAやLINE MUSICなどのサービス、
配信なのにハイレゾ音源も対応のTIDAL(日本未上陸)など多くのサービスがあるのでぜひぜひ新しい音楽に触れていきましょう!